簡単にできる認知症のチェック
簡単にできる認知症のチェック方法を紹介します。
以下のうち、1つでもできないようなら、認知症の初期症状が現れている可能性があります。
- 動物の名前をできるだけたくさん言ってください。1分間に10以上言えますか?
- いまアナタいる場所はどこですか?
- 今日は何年何月何日ですか?何曜日ですか?
- 100から7を順に引いてください。5回引ければOKです。
症状からわかる認知症のチェック
認知症の中核症状と周辺症状(BPSD)が具体的に分かるチェックリストです。当てはまる項目が多い場合は、受診を検討しましょう。
物忘れ
- 今切ったばかりなのに電話の相手の名前を忘れる
- 同じ事を何度も言う・問う・する
- しまい忘れ、置き忘れが増え、いつも探しものをしている
- 財布・通帳・衣類などを盗まれたと人を疑う
判断力低下
- 料理、片付け、計算、運転のミスが増えた
- 新しいことが覚えられない
- 話のつじつまがあわない
- テレビ番組の内容が理解できなくなった
時間・場所がわからない(見当識障害)
- 約束の日時や場所を間違えるようになった
- 慣れた道でも迷うことがある
人柄が変わる
- 仔細なことで怒りっぽくなった
- 周りへの気づかいがなくなり頑固になった
- 自分の失敗を人のせいにする
- 「このごろ様子がおかしい」よ周囲から言われた
不安感が強い
- ひとりになると怖がったり寂しがったりする
- 外出時、持ち物を何度も確かめる
- 「頭が変になった」と本人が訴える
意欲がなくなる
- 身だしなみをかまわなくなった
- 趣味や好きなテレビ番組に興味を示さなくなった
- ふさぎ込んで何をするにも億劫がりいやがる
認知症の症状は現れていませんか?
認知症の初期症状について更に詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。認知症の種類別の初期症状を紹介しています。
=>認知症の初期症状
初期症状よりも少し進行していると感じているならこちらをご覧ください。
=>認知症の症状
家族の方が認知症について正しい知識を得ることは、認知症の症状を抑えるために重要です。症状だけでなく、治療や予防の必要性、介護の重要性を知ることもとても大切です。