認知症予防 動脈硬化を防ぐ食事

動脈硬化を防ぐには

動脈硬化の合併症を防ぐには、次の点に気をつけましょう。

  • 食事による動物性脂肪のとり過ぎに注意する
  • 肥満や高血圧、糖尿病などは動脈に負担をかけます
  • たばこはやめる(たばこは血管の内膜を傷つけ、コレステロールや中性脂肪を溜まりやすくします)
  • アルコールはエネルギーの摂取量を高めるため、飲み過ぎに注意
  • 毎日の生活の中に運動を取り入れる
  • ストレスを溜めない様に自由時間を増やし、コントロールする

動脈硬化を防ぐ食事のポイント

食事のポイント

肉の脂身、バター、ラードなどを多くとると血中コレステロールレベルを上げてしまうので、総摂取エネルギー量を減らし、動物性脂肪のとり過ぎに注意しましょう。脂肪はリノール酸を含む植物油からとるようにします。
魚や野菜中心の和食で腹八分目を心がけましょう。

 

コレステロールの”過剰な”摂取に注意しましょう

コレステロールは卵、すじこ、タラコ、カズノコ、鶏レバーなどに多く含まれるのですが、摂取コレステロールの吸収率は単独ではそれほど高くはなく、多く吸収されたとしても体内での合成が抑制されます。
したがって、コレステロールを多く含む食品を過剰に恐れる必要はなく、特定の食品に偏らないバランスの良い食事を1日3回、規則正しく腹八分目でとりましょう。

 

食物繊維をとりましょう

食物繊維は消化・吸収されず、便として輩出される時、食物繊維に含まれる不消化物とともにコレステロールや胆汁酸も排出されます。
イモ類、豆類、海藻などの食物繊維の多い食品をメニューにうまく組み入れると動脈硬化の予防に効果的です。

 

肥満や血圧上昇の防止

肥満や血圧上昇の因子となる、

  • 塩分の多い食品
  • 白砂糖やそれを多量に菓子やジュース類
  • アルコール
  • コーヒーや紅茶など刺激の強いもの

は避けるようにしましょう。
塩分を多くとると血圧が上がり動脈硬化を促進します。甘いおやつやアルコールは体内で中性脂肪に変わります。控えめにしましょう。

 

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