認知症予防 高血圧を防ぐ食事

減塩生活を長続きさせよう

高血圧の予防には塩分の摂取量を1日に男性10g未満、女性8g未満(高血圧の人は1日6g未満)にします。

 

単純に塩分を減らすだけでは飽きてしまいます。
レモンや酢、香辛料やだし汁を上手に利用しましょう。

 

漬物、練り製品などの加工品、インスタント食品は塩分が多いので控えましょう。

たんぱく質は十分に

たんぱく質が不足すると脳卒中になる率が高くなるので、

  • 赤身の肉や魚
  • 大豆製品

は十分にとりましょう。

動脈硬化の予防

動脈硬化や動脈血栓を予防するには、動物性油ではなく、植物性油や魚の油をとるようにしましょう。

 

新鮮な野菜、果物に含まれるカリウムは、ナトリウムを尿として排出する働きがあります。

 

食物繊維はナトリウムの吸収を抑え便として排出してくれます。

体重が減ると血圧が下がる

肥満のある人では減量するだけで末梢血管の抵抗性が下がることから血圧が下がります。
食生活を見直し、バランスの良い食生活を心がけましょう。
一般的に体重が1kg減ると、血圧が1mmHg下がるといわれています。

現代の食生活の注意点

現代の食生活では塩分の多い外食や、加工食品を利用する機会がますます増えているので注意が必要です。

 

外食メニュー1人分に含まれる塩分の目安値
メニュー 塩分(g)
即席ラーメン
カツ丼 4.5
天ぷらそば
にぎりずし
豚肉のしょうが焼き

 

塩分の摂取量の目安は、1日に男性10g未満、女性8g未満(高血圧の人は1日6g未満)です。

高血圧に良い食物

カリウムはナトリウムを排出する効果があります。
野菜やイモ類、果物、海藻などに多く含まれますが、水に溶けやすいので、野菜をゆでたりした場合はゆで汁の利用も考えましょう。
スイカ、メロン、トマト、ソラ豆、サツマイモなどのように、そのまま食べられるものは効果的です。

 

高血圧には便秘も大敵ですから、食物繊維の多く含まれる野菜、果物、海藻類の摂取はその意味でも書かせません。

 

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