認知症の薬

アリセプト

 アリセプト(一般名:塩酸ドネペジル)は、アルツハイマー型認知症の進行を抑制する薬の一つです。

 

効果・特徴
  • 抑うつや自発性の低下の改善が期待できます。
  • 認知症の中核症状である、記憶障害、見当識障害、認知障害、判断力の低下など、脳の機能低下による症状を一時的に改善します。
  • アルツハイマー病の進行を7、8ヶ月〜12ヶ月ほど遅らせるとされています。
  • 意欲を高める効果があり、リハビリテーションにも良い効果が期待されます。
  • 軽度から中等度のアルツハイマー病に効果があるとされています。重度のアルツハイマー病にも効果が現れるケースもあります。

 

作用

 アセチルコリン分解酵素を阻害します。

 

副作用

 下痢、吐き気、嘔吐、食欲低下など。
 これらを防ぐため、1日3mgから飲み始めます。様子を見ながら5mgに増やします。

 

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