認知症の家族がいるのは大変ではありますが
祖父が認知症とわかりました。それもかなり進行をした状態でした。これから介護が大変かと思っていたのですが、思っていたほど苦労をするというものではありませんでした。
祖父は体が衰えてどこにでも自由に行き来できるというわけではありませんから、徘徊されるということが無くその時点で大分負担は少ないものでした。さらに人の良い祖父は認知症をわずらってからもその性格は変わることなく、誰に対しても人懐っこく接していました。それも大きな救いとなりました。
そのため、周りから見れば歳相応に少しボケが始まってしまったお年寄りという感じで、介護に対してそれほどストレスを感じるようなことは無かったのです。
進行がおさえられていたこともあり、状況の悪化も無かったのでそれも救いでした。
それでもこの先どうなるかわからないという不安はあります。本人は至って明るく元気でも体は衰えているからです。
それでも世の中には手がつけられなくなってしまうお年よりもいるということですから、それから比べれば大変ではあってもずっと恵まれているのかなと思います。前向きに取り組んでいくことが何よりも大切であると実感しています。
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