この症状が出たら認知症を疑おう
日本の人口に占める高齢者の割合は年々高くなっています。
高齢化社会における大きな問題の一つに、「認知症」が挙げられます。少子化が進み、介護施設の不足問題も顕著になる中で、認知症を防ぎ、そのリスクを減らす為にも、早めの対策が必要となってきます。
年だから仕方ない、物忘れがひどいだけと安易に思い、放置しているのは非常に危険と言えます。認知症の初期症状は、その人それぞれで、多くのパターンがありますが、いくつかの目安があります。自分でチェックできるものや、家族の協力が必要な場合もあります。
認知症は、老化や病気などで脳の細胞の働きが悪くなり、記憶・判断力の障害などが起こり、対人関係や日常生活に支障が出る状態を指します。例えば、物忘れが激しい(人の顔や名前、日にちが分からない、食べたものが思い出せない)、同じことを何度も繰り返す、道に迷うといった行動面における変化が挙げられます。=>認知症の中核症状-見当識障害
その他に、幻想、妄想、うつ、焦燥感、不安などの精神面においても、判断することができます。精神面での不安が徘徊などの行動に繋がることもあるので注意が必要です。これらは、高齢に伴い誰にでも起こりうる症状と言えますので、早め早めの対策を行ないましょう。
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