認知症の中核症状-見当識障害

見当識障害

見当識障害とは「いつ」「どこ」「だれ」が分からなくなる障害です。

 

時間や季節感がなくなっていく

今の年月や時間、自分がいるところなど、基本的な状況が分からなくなります。約束の時間を守ったり、予定を合わせるということができなくなります。
さらに症状が進むと、今日がいつなのか、どの季節なのか、自分の年もわからなくなります。

方向感覚がなくなり、迷子になる

ひとりで外に出て帰れなくなったり、症状が進むと自宅のトイレの場所が分からないといったことも起こります。

人間関係がわからなくなる

症状がかなり進むと、周囲の人と自分の関係がわからなくなります。
例えば、自分の妻を母親と思い込むなどということが起こります。

 

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