認知症の症状

物盗られ妄想

 妄想は、認知症の初期から中期に現れる周辺症状の1つです。
 物盗られ妄想は妄想の代表的なものです。自分の物を盗まれたと妄想し、人を泥棒呼ばわりしたりします。
 アルツハイマー型認知症の4割強の人に現れるといわれています。日本では女性に多く見られますが、外国ではこのような傾向はみられません。
 物盗られ妄想は、経済的に苦労した経験や長い単身生活など、生活歴が関連しているとも言われています。

 

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