認知症の症状

作話

 認知症の周辺症状である作話とは、実際には体験しなかった話を作り上げ、後先考えずに言いふらしたりすることです。
 物忘れによって失ってしまった記憶の空白を埋めるため、勝手に話を作っていると考えられています。
 作話では、自分にとって都合の良い話しを作ります。さらに、一番近くにいる介護者が標的にされる傾向にあります。

 

対処の仕方
  • 叱責したり、訂正を求めたり、反論したりしない。
  • むきになって否定しない。
  • 作話のせいで介護者が悪者にならないよう、周囲の人には認知症の人のことを伝えておく。

 

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